Subject: Unix glossary.
>From: "Pierre (P.) Lewis" <lew@bnr.ca>
Date: Wed Nov 17 11:21:35 EST 1993
X-Version: 2.5

6.8) Unix 用語集

Chorus:

メッセージ透過型マイクロカーネル、将来リリースされる SV のベー スとなるかもしれない。Chorus はすでに SVR4 では最上位で走っている (バイナリ互換)。

COSE (Common Open Software Environment) [Sun, HP, IBM]:

共通の look and feel (Motif)、共通 API。Windows NT に対する反応。

DCE (Distributed Computing Environment, from OSF):

RPC を含む(Apollo の NCS), ディレクトリサービス(局所的にはDNSの大域的 にはX.500のベース), 計時機能, セキュリティ, スレッドサービス, DFS(distrib. file system), ....OSに依存。

DME (Distributed Management Environment, from OSF): 将来。

FFS (Fast File System):

1983年に Berkeley より。SunOS の UFS に相当(完全に?)シリンダグループ、 フラグメントといった概念がある。

Mach:

CMU (Carnegie Mellon University)による近代的なカーネルで、多くの Unices や他のOSのベースになっている(例えば OSF/1, MacMach, ...):

- 2.5: 4.2BSDのmonolithic kernel

- 3.0: ユーザー空間にBSD Unixサーバを置けるマイクロカーネル(そして 他のOSのも、例えばMS-DOS)。

Newsgroup: comp.os.mach

MFS (Memory File System):

NeWS (Network extensible Window System), Sun製?:

PostScript-based,networked, toolkits(そしてclientsさえも)はサーバに 読み込まれる。Open Windows の一部。

NFS (Network File System):

Sun によって BSD に付けられた機能、サーバはステートレス

ONC (Open Network Computing):

Sun製(?), RPC, name service(NIS aka YP),NFS, その他を含む(多くの Unices や他のOSでも見られる)。

RFS (Remote File System):

SV, サーバはステートフル, NFSとは互換性がない。

RPC (Remote Procedure Call):

ハイレベルの IPC(inter-process communication)機構。二つの流れがある。

- ONC: TCP もしくは UDP(後にOSI)を使用、データをエンコードするのに XDR を使用する。

- DCE: これはまた違った RPC 機構である(Apollo の NCS が元になってい る)

S5 FS: System Vの元来のファイルシステム、512 から 2K のブロック。

sockets: BSD のネットワークに対するインターフェース機構(TLIに対応)。

STREAMS:

メッセージ透過カーネル機構。SVR3 が最初で、非常に良い、プロト コル開発のインターフェースを提供した。

TFS (Translucent File System):

Sun, COW がファイルに対して適用される。 (訳者注) COW:Copy On Write:書き込み時コピー

TLI (Transport Library Interface):

SVのトランスポートサービスへのインターフェース(TCP, OSI)。 UI もAPLI(ACSE/Presentation Library Interface)として定義していた。

UFS (?):

SunOSで見られる、BSD の元々のファイルシステム、4K から 8K、 シリンダグループ、フラグメント。

XTI (X/Open Transport Interface): 拡張されたTLI。

X11: MIT のピクセル指向ウィンドウシステム。