ワーキングホリデー・留学 - All About [カナダで暮らす]
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トロント暮らしのABC

update:2003.07.06

そこで暮らすTIPSを手短にまとめてみました。

わたしが1年間の留学生活で経験したトロントの生活の情報を時系列的に網羅しています。なにぶんにもたったの1年間のことですから、他にもこういうもっと良い手もあるさ、ということもあるでしょう。けれども、もしも今のあなたの手元にあまり情報がないのでしたら、ああ、こうすればいいのだという、とりあえずのきっかけになってくれたら良いと思っています。わたしなりにがんばった1年間でしたから。また、ばらばらの文章をまとめたのでまだ文体の統一が取れていませんが、お許し下さい。

渡加準備

まずは荷物の作り方、考え方をお教えしましょう。トロントでの電圧は単相110Vですので精密家電以外はまずは大丈夫です。ただしドライヤーや電気釜は熱源は消耗が早いのでトロントでそろえましょう。しかし、マイコン炊飯器を手にいれることは悲観的です。お金を出せば手に入ることは入りますが希望の機種があるとは思えません。ご飯を炊くことに自信がなく、味にこだわりのある人は変圧トランスとともに持参する必要がありそうです。しかし、持参する日用品や家具丁度類は最低限にし、邦人紙日加タイムスの売りたし買いたしで揃えるのが現地(を離れる)日本人からの有効な情報が得られ、思わぬ収穫も期待できますから得策です。

荷物は日本の運送会社を使うのが普通でしょう。あなたが会社のお金で渡航するなら平気ですが、たとえばワーキングホリデーや留学で、自分のお金を少しでもセーブしたいと言う人は郵便局でSAL便にします。トロントで受け取ることがすぐにはできないときには住所が決まってから発送を頼めばよいでしょう。SALは飛行機の荷室に空きの有るときに載せて運ぶ簡易航空便ですので日数は国際宅急便や航空便よりかかりますが、安上がりです。郵便局へ行ってみましょう。

どの場合も梱包はしっかりやることです。DIYショップへ行って二重になっている段ボール箱を入手し、壊れ物は衣類に包んでぴっちり詰めます。細かいものは衣類で包んだ上からビニール袋に2重に入れ、ガムテープで封じれば安心です。そして、宛先をはっきりと2カ所以上書いてガムテープで箱を補強します。箱の胴を横断するように3カ所ぐるりと一回りずつ、それと直交するように一個所ぐるりとガムテープを回します。輸送中は箱が手荒く扱われたり、外側から相当の圧力が加わらないとも限りませんし、中身の一部を紛失したり、箱が汚損して宛名が読めなくなったらアウトですから。実際、補強した箱の一部が破損して、上記のような対策をしていなかったら小物はなくなっていたであろうという事態も経験しました。海外旅行に行ったことのある方なら、バゲッジのピックアップのコンベアーをすべってくる相当に破損した段ボール荷物を見たことがあるかもしれません。限られた時間で積み替えをするので、かなり手荒く扱われると思ったほうが良いのです。そうそう、箱に入れた品物のリストを作成し、箱の中に1部、コピーを手元に1部保管しておきます。本当に重要な品物は保険をかけます。保険の補償する上限も使う輸送方法によって違うので注意が必要です。

歯医者は高いので歯を日本にいるうちに直しておきましょう。英語が不安ならクレジットカードのゴールドカードをアレンジすると健康や生活のことなど日本語で相談できるサービスがありますから、法人でゴールドカードがアレンジできる方は作っておくと良いかもしれませんね。慣れない最初のうち安心です。

日本の洗濯機はいいですね。あちらのは大ざっぱ。衣類もすごく痛みが早いのです。ゴオンゴオンと大きな音で回るので地下室に鎮座ましましております。靴はナイキやウルバリンやソレルの良いものが安いのですが、靴下はすぐへろへろになります。靴下自体も日本のものほど丈夫でなく、歩いているうちに靴の中でずれてきてしまうほどでした。ですから日本でソックスを買いだめしていきましょう。服のサイズは十分に有ります。なにしろ日本人と体格的にかわらない中国系東洋人が中心街には45パーセントほどもいますから。

あとは渡加時期の天候に要注意です。トロントは11月から4月まで冬。建物は全館暖房ですので屋内ではTシャツの人を見掛けるほどですが、外は薄暗く曇り、雪がちらつきます。雪の量はそれほどでもありません。冬に行かれるのでしたら、とにかく寒さを避ける工夫をしなければなりません。トロントの気象情報はいろいろなところで調べることができますが、カナダでは実用的に摂氏、華氏だけでなくウィンチルファクター、つまり風による体感気温の補正をかけているのでそちらを信じます。_たった_-15度でも少しの風でさらに15度は低くなりますから。Thestar.COMのweatherやthe weather network、あるいはgoogleで「"toronto weather"」と検索すると良いでしょう。ミソは「"」でくくること。これでかなりゴミが減るはずです。

荷物を発送したら自動車保険の英文の無事故証明をとっておきましょう。自動車保険が安くなるかもしれません。ついでに海外へ赴任・留学することも保険代理店に伝えておきます。自動車保険の等級を凍結するためです。国際免許証は居住者は使えないのでわざわざ取っていっても無駄です。それよりもお持ちの免許の有効期限が海外に居るうちに切れないかチェックして忘れずに更新しておきましょう。

94年刊のJETORO編著 トロントに暮らす(ISBN4-8224-0646-6、1495円)は良い参考書ですがいかんせん情報が古いのです。法律が変わって自動車保険も有利になったし、日本の免許とその和訳をドライバーズライセンスのオフィスへ持参して手続きをすると最高グレードの免許が視力検査だけでもらえてしまうんです。二輪はだめのようです。私の中型免許は反映されませんでした。視力検査、相当厳しいですよ。不安な人は強めの眼鏡を日本で新調しておきましょう。

そうそう、しょっちゅう飛行機を使うようならマイレッジサービスも要チェック。うまくするとご家族の里帰り費用ぐらい浮くかもしれません。

私は使ったことはありませんが、海外支援センターやその類似サービスもインターネット上には存在しています。すでにトロントからご覧になっている方は1999年9月13日に大幅リニューアルオープンした日本カタログがありますよ。

2003.7付記
乾燥肌の方やアレルギーで皮膚が弱い方などは、お使いのクリームや医薬品を多めに持っていきましょう。トロントは多くの日本の場所に比して乾燥した気候の土地です。夏に数日じめじめとした日があるかと思いますが、乾燥している日は多いので、お使いのものと同等な化粧品・医薬品がすぐに手に入らないかもしれません。

そしていよいよ出発です。
いざトロントへ

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